2010年05月31日

近現代史教科書に“自虐”記述 神奈川の独自科目、検定の盲点(産経新聞)

 神奈川県教育委員会が県内の全県立高校での日本史必修化に向けて開発中の独自科目「近現代史」の教科書で、日本の過去の歩みがことさらにおとしめられた記述があることが23日、産経新聞が入手した資料で分かった。この教科書は文部科学省の検定を経ずに県独自で編集されたうえで生徒に供給される見通し。検定制度の盲点が浮き彫りになった格好だ。

 神奈川県は、自国の歴史や伝統を尊重する歴史教育を目指しているが、その取り組みは早くも黄信号が点灯しはじめた。

 問題記述の一つは南京事件。「攻略の過程で、日本軍は多くの中国軍民を殺害し、略奪・放火・暴行をおこない、南京大虐殺として国際的な非難をあびた」と、日本軍の残虐性を強調している。

 南京事件の犠牲者についても、「死者の数は戦闘員を含めて、占領前後の数週間で少なくとも10数万人に達したと推定される」と過大な数字を表記している。最近の実証的な研究では、過大な数字が中国国民党の宣伝だったことを示す文書が明らかになるなど、虐殺自体を否定する事実が分かっている。

 日露戦争については「神奈川県下の従軍兵士は(中略)旅順の戦闘、二〇三高地の攻防では多くの犠牲者を出した」と悲劇性を強調。戦争での日本の勝利がアジアに期待と希望を与えた点についても、「こうした期待に日本は応えることなく、列強の一員として中国・朝鮮に植民地を拡大していくことになる」と、否定的な記述で結んでいる。

 神奈川県の日本史の必修化は、県教委が平成25年度実施を目指す独自の試み。学習指導要領にある「学校設定科目」の枠を使い、「郷土史」と「近現代史」を新設。全生徒が2科目と日本史のいずれかを選択する。

 教科書の使用について法律では、「文部科学大臣の検定を経た教科書用図書を使用しなければならない」(学校教育法)と原則が定めてある。しかし、高校教育では科目設置の多様性から検定教科書がそろわない事態もある。そのため法律では付則で例外的に「高校では検定を経た教科書などがない場合、当該高校の設置者の定めにより他の適切な教科用図書を使用できる」と規定。問題の近現代史の教科書も検定を経ずに生徒に供給できるという。

 日本史の必修化について松沢成文知事は「(必修化で)愛国心や郷土愛がはぐくまれると思う。しっかりした日本人の育成に日本史は不可欠」と説明していた。しかし、教科書には自虐的な記述が随所にみられ、地元の民主党県議からも批判の声が出ている。

 教科書の内容は、4月末の県教委の有識者会議で明らかにされた。しかし、県教委は会合終了後に教材例を回収。「あくまで、たたき台。今後の編集作業で全体的に修正する可能性がある」としている。

 藤岡信勝・拓殖大教授の話「他国への侵略が日本の伝統であるかのような誤解を与え、日本史必修化の理念に反する。これではまるで『侵略史』の教科書で県教委は編集方針を根本的に見直すべきだ」

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posted by オグラ アツオ at 17:05| Comment(24) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月19日

<掘り出しニュース>北海道で高齢者がオリジナル映画4作目 崔洋一監督が全面協力(毎日新聞)

 過疎のマチに暮らす人々の悩みや希望をテーマに、北海道むかわ町穂別地区の高齢者がオリジナル映画作りに取り組んでいる「田んぼdeミュージカル委員会」(原田幸一代表)は16日、4作目の制作を発表した。タイトルは「赤い夕陽のジュリー」。過去3作と同様に「血と骨」などで知られる。

 映画は炭鉱や製材、鉄道建設でにぎわった戦後の穂別(映画では「山彦村」)を舞台に、発電所建設に力を入れる村長と、村の乗っ取りを図る炭鉱のボスの対立を軸に、新しい古里作りに励む人々の姿を描く。

 元役場職員で、委員会の事務局を担う斎藤征義さん(67)が脚本むを担当。主な出演は最高齢の安田由造さん(90)ら地域の高齢者約80人で、平均年齢は78歳。神社の祭りのシーンは、エキストラを含めて300人になる予定という。

 高齢者の映画制作について崔監督は「皆さんが楽しんで作った映画が多くの人々に喜びを与えている」と意義を説明。斎藤さんは「出演者の記憶の中にある地域の歴史をもう一度掘り起こして、元気を出したい」と話す。

 むかわ町は06年に鵡川、穂別両町が合併して生まれた。崔監督がマチを訪ねたのを機に03年に制作した「田んぼdeミュージカル」は、稲作にこだわる父とメロンへの転作を考える息子の悩みを描いた。2作目「田んぼdeファッションショー」、町の合併を織り込んだ3作目「いい爺(じじ)いライダー」と続いた3部作制作で、09年度「第17回スポニチ文化芸術大賞」グランプリを受賞。3作はDVDにもなって全国各地の老人福祉施設などで上映されている。

 4作目は来月から撮影を開始し、来年3月の試写、6月の正式上映を予定している。【斎藤誠】

    ◇

《旧穂別町民が自主制作した映画》

「田んぼdeミュージカル」(03年3月)=穂別町民たちの歴史をミュージカルで振り返る

「田んぼdeファッションショー」(05年5月)=お年寄りが若いころを思い出し、ファッションショーを開く

「いい爺いライダー」(08年6月)=穂別、鵡川両町の合併がテーマ。怒ったお年寄りがバイクで暴走

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posted by オグラ アツオ at 10:15| Comment(5) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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